焼酎は原料や、どんな仕込みをして造られているのか、もちろんどこのメーカーなのかによっても味わいや香りが変わります。
そこで、この記事では焼酎の原材料と種類の違いについて解説し、種類別の焼酎の人気おすすめ5選ずつ紹介します。
焼酎の原材料
麹
本格焼酎には必ず米麹を使用します。
麹、糀(こうじ)とは、米、麦、大豆などの穀物にコウジカビなどの食品発酵に有効なカビを中心にした微生物を繁殖させたものである。
米麹
蒸した米に麹菌を繁殖させたもの。
清酒に用いる米麹は、1989年(平成元年)11月22日に、国税庁告示第8号「清酒の製法品質表示基準を定める件[1]」において、「米こうじとは、白米にこうじ菌を繁殖させたもので、白米のでんぷんを糖化させることができるものをいい、特定名称の清酒は、こうじ米の使用割合(白米の重量に対するこうじ米の重量の割合をいう。以下同じ)が、15%以上のものに限るものとする。」と定められている。
出典:wikipedia
簡単に言うと米麹は、米に食べらる菌を繁殖させたものということです。
米麹の種類と特徴
黒麹の特徴
泡盛を造る際によく使われる麹菌です。
黒麹でお酒を造ると、パンチのある重たい味わいになります。
白麹の特徴
黒麹菌の突然変異体として生まれたのが白麹菌です。
白麹は焼酎ブームの火付け役となった麹で、すっきりと爽快感のある味わいになります。
黄麹の特徴
味噌や醤油、酢など古くから日本で使われている麹菌です。
黄麹でお酒を造ると、フルーティな味わいになります。
焼酎の種類と違い
ここからは焼酎の種類についてし解説していきます。
焼酎には大きく分けて2種類あります。
連続式蒸留焼酎(甲類焼酎)
連続式蒸留焼酎(甲類焼酎)とは複数回蒸留することで、雑味をなくしてピュアなアルコールを取り出すタイプの焼酎です。
一般的に原材料の記載がない焼酎になります。
単式蒸留焼酎(乙類焼酎)
単式蒸留焼酎(乙類焼酎)は蒸留を一回だけにとどめ、香味成分や味わいなど含んだアルコールを取り出すタイプです。
原材料で種類が分かれており、一般的に居酒屋などで飲む焼酎はこちらに分類されます。
単式蒸留焼酎(乙類焼酎)の主な種類を見る
米焼酎
麦焼酎
芋焼酎
そば焼酎
栗焼酎
泡盛
粕取り焼酎
黒糖焼酎
【連続式蒸留焼酎(甲類焼酎)】の人気おすすめ焼酎5選
純
- タイプ連続式蒸留焼酎(甲類焼酎)
- メーカー宝酒造
- アルコール度数25度
【商品紹介】
この連続式蒸留焼酎(甲類焼酎)は無色透明でピュアなクセのない味わいです。
酎ハイやサワー、お湯割り、カクテル、果実酒、薬用酒など自分の好みの割り方で堪能できます。
宝星
- タイプ連続式蒸留焼酎(甲類焼酎)
- メーカー本坊酒造
- アルコール度数20度
【商品紹介】
この連続式蒸留焼酎(甲類焼酎)は軽快でソフトな口当たりのすっきりした味わいです。
酎ハイ、カクテル、サワーなど自分好みにアレンジして堪能することがおすすめです。
ホワイトリカー ダルマ35
- タイプ連続式蒸留焼酎(甲類焼酎)
- メーカー中国醸造
- アルコール度数35度
【商品紹介】
この連続式蒸留焼酎(甲類焼酎)はフレッシュな果実酒ができる焼酎です。
梅酒・かりん酒・りんご酒・いちご酒・みかん酒・煎ったコーヒー豆を使ったコーヒー酒など、自分好みに合う様々な果実酒にして堪能することがおすすめです。
サッポロ トライアングル
- タイプ連続式蒸留焼酎(甲類焼酎)
- メーカーサッポロビール
- アルコール度数25度
【商品紹介】
この連続式蒸留焼酎(甲類焼酎)はスイートコーンや米からつくられた複数の蒸留酒と、サトウキビ糖蜜の蒸留酒で、すっきりと癖のない味わいです。
ロックやソーダ割から自分の好みに合った割り方で堪能できます。
ビッグマン プレミアム
- タイプ連続式蒸留焼酎(甲類焼酎)
- メーカー合同酒精
- アルコール度数25度
【商品紹介】
この連続式蒸留焼酎(甲類焼酎)は熟成させた数種類の樽貯蔵酒をブレンドを混ぜ合わせたプレミアムな焼酎です。
ロック、水割りがおすすめですが自分好みに割って飲んでも堪能できます。
【単式蒸留焼酎(乙類焼酎)】の人気おすすめ焼酎5選
黒悪魔
- 種類黒糖焼酎
- メーカー西平本家
- 原材料黒糖・米麹
- 麹–
- 蒸留方法単式蒸留
- アルコール度数30度
【商品紹介】
この単式蒸留焼酎(乙類焼酎)は雄大な奄美大島の大自然で育ったサトウキビを使用した焼酎です。
とろりとしたやわらかな甘味があり、デザートのような感覚で堪能できます。
三和酒類 いいちこ 日田全麹 麦 25度 瓶 900ml [大分県]
- 種類麦焼酎
- メーカー三和酒類
- 原材料大麦、米麹
- 麹–
- 蒸留方法単式蒸留
- アルコール度数25度
【商品紹介】
この単式蒸留焼酎(乙類焼酎)はまず大麦麹で仕込み、さらに大麦麹で仕込む、という二段階の贅沢な造りの焼酎です。
かぐわしい香りでやさしい飲み口なのでロックや水割り、ソーダ割りなどがおすすめです。
天山戸隠
- 種類蕎麦焼酎
- メーカー芙蓉酒造
- 原材料そば・米・麦・米麹
- 麹–
- 蒸留方法蒸留ブレンド
- アルコール度数25度
【商品紹介】
この単式蒸留焼酎(乙類焼酎)は2010~2013年全国酒類コンクールそば焼酎部門優勝した焼酎です。
そばのほのかな甘い香りと、柔らかな味わいです。
喜多里
- 種類芋焼酎
- メーカー札幌酒精工業
- 原材料さつまいも、米麹
- 麹ここに麹の種類(黒、白、黄)
- 蒸留方法–
- アルコール度数25度
【商品紹介】
この単式蒸留焼酎(乙類焼酎)は北海道・厚沢部町の契約農場で栽培されたさつまいも(黄金千貫)を使用して製造された焼酎です。
やわらかな芋の香りとすっきりとした味わいです。
八海山 宜有千萬(よろしくせんまんあるべし)
- 種類ここに種類
- メーカー八海山
- 原材料米、米麹、清酒粕
- 麹黄麹
- 蒸留方法減圧蒸留
- アルコール度数25度
【商品紹介】
この単式蒸留焼酎(乙類焼酎)は日本酒「八海山」の醸造技術を取り入れ、清酒酵母と黄麹を使用した「三段仕込」の焼酎です。
清酒蔵ならではの上品な飲み口です。
まとめ
この記事では焼酎の原材料と種類の違いについて解説し、種類別の焼酎の人気おすすめ5選ずつ紹介しました。
この記事をきっかけに自分の好みに合った焼酎を堪能してみてはいかかでしょうか?