この記事では、日本酒「酔鯨」について紹介します。
どこが造っている日本酒なのかや銘柄名の由来、人気おすすめ商品7選など、「酔鯨」について徹底的に解説するので、日本酒好きは必見です!
ぜひ、この記事も参考にしながら一度飲んでみてくださいね!
酔鯨ってどんな日本酒?
日本酒好きであれば、一度は「酔鯨」という銘柄名を見たり、聞いたりしたことがあるかもしれませんね。
そう言えるくらい、今では注目を浴び、人気の高まった日本酒でもあります!
まずは、そんな「酔鯨」について、日本酒好きであれば外せない基本的なことから紹介していきます!
「酔鯨」の読み方
「酔鯨」と見て、なんて読むの?と思った方も少なくないはず!
なかなか難しい漢字ですよね…。
「酔鯨」と書いて、音読みで「すいげい」と読みます!
もし、分からなかったという方は、ぜひこの機会に覚えましょう!
銘柄名の由来
さて、そんな酔鯨ですがもちろん変わった名前が付いているのには理由があり、この名前は、江戸時代から明治時代に活躍した土佐藩の偉人”山内容堂”に由来しています。
引用;土佐の人物伝
土佐には鯨がたくさん泳いでいる海があり、そんな土地でお酒をこよなく愛した山内容堂は、かつて自分のことを”鯨海酔侯”と称しました。
意味は諸説あるようですが、「鯨が泳ぐ海で、酔っ払っている」「鯨のようにお酒を飲んで酔っぱらっていた」というような説が多いです。
いずれにしろ、山内容堂がお酒を愛していたことに間違いはありません。
そんな<山内容堂の別名"鯨海酔侯"から誕生したお酒が「酔鯨」なのです!
土佐の日本酒
「酔鯨」にも当てはまる、土佐の日本酒の特徴があります。
それは、食事に合わせやすい、食中酒としてぴったりな味わいの日本酒ということです!
そのため、土佐の日本酒は「香りは程よく。」「旨みは抜群に。」が詰まっています。
ぜひ一度、料理との相性を考えながら飲んでみてくださいね!
他の日本酒との違いが分かるかも知れませんよ!
酔鯨酒造について
さて、そんな洒落た名前を持つ「酔鯨」を造っているのは、1872年に高知県高知市で、お酒造りを行なっている酔鯨酒造株式会社です。
ここでは、そんな酔鯨酒造のこだわりを紹介します!
素材にこだわる
同一商品には、必ず決まったお米しか使わず(意外にも、同一商品で原料のお米が変わる日本酒は多くあります)、水は「平成の名水百選」に選ばれた鏡川のものを使用するなど、素材にとことんこだわっています!
技術にこだわる
また、酔鯨酒造では、「大吟醸酒は精米歩合40%以下にする(一般的な規定では50%以下であれば大吟醸とされる)」など、美味しい日本酒を造るための独自の規定を設けて日本酒を造っています。
これだけのこだわりを持って日本酒を造っているのですから、酔鯨酒造の日本酒が高い評価を得ているのも頷けますね!
酔鯨の人気おすすめ7選
酔鯨 特別本醸造
- 種類特別本醸造
- 原材料米、米麹、醸造アルコール
- 精米歩合55%
- アルコール度数15度
- 酸度1.4
- 日本酒度+5.5
【商品紹介】
お米を55%まで、精米して造られた本醸造酒です。
さらりとたすっきりとした口当たり、程よい辛口の味わいが特徴的で、食事との相性がとにかく抜群!<
酔鯨でどれを飲むか迷ったら、まずはこれがおすすめです!
酔鯨 純米酒 八反錦60%
- 種類純米酒
- 原材料米(八反錦)、米麹
- 精米歩合60%
- アルコール度数15度
- 酸度1.6
- 日本酒度+6.5
【商品紹介】
広島産のお米「八反錦」を使用した純米酒です。
お米本来の甘みをしっかり感じることができる旨みを持った一本で、飲み終わりはすっきりとしています。
軽快なお酒なので、日本酒初心者の方でも美味しく飲めること間違いなしです!
酔鯨 特別純米酒
- 種類特別純米酒
- 原材料米、米麹
- 精米歩合55%
- アルコール度数15度
- 酸度1.7
- 日本酒度+6.5
【商品紹介】
究極の食中酒を目指して造られたのが、この「酔鯨 特別純米酒」です。
幅のある豊かなお米の旨み、飲み終わりには淡麗でキレのある味わいを楽しむことができる一本。
毎日の晩酌に飲む一本にぴったりなお酒です!
酔鯨 純米吟醸 吟麗
- 種類純米吟醸
- 原材料米、米麹
- 精米歩合50%
- アルコール度数16度
- 酸度1.7
- 日本酒度+6.5
【商品紹介】
控えめな吟醸香、キレの良い味わいが特徴的な純米吟醸酒です。
全体的には辛口の味わいですが、米の旨みもしっかり感じることができます。
飲み飽きしないように考えられており、食中酒として非常におすすめ!
醤油などを使った料理との相性は特に抜群です!
酔鯨 純米大吟醸 兵庫山田錦50%
- 種類純米大吟醸
- 原材料米(山田錦)、米麹
- 精米歩合50%
- アルコール度数16度
- 酸度1.7
- 日本酒度+6.0
【商品紹介】
「純米大吟醸をより身近に」をコンセプトに造られており、その美味しさとは裏腹に価格は抑えられているという、日本酒好きにはたまらない一本。
酒造好適米「山田錦」を使用しており、上品な吟醸香、キレの良い辛口の味わいが特徴的です。
酔鯨を代表する一本なので、ぜひ一度飲んでみて下さいね!
酔鯨 純米大吟醸 象 Sho
- 種類純米大吟醸
- 原材料米(八反錦)、米麹
- 精米歩合40%
- アルコール度数16度
- 酸度1.7
- 日本酒度+6.0
【商品紹介】
酔鯨の中でも、「HIGH END COLLECTION」というブランドの、高級日本酒です。
「酔鯨 純米大吟醸 象」は、広島産の八反錦を40%まで磨いて造られており、綺麗な吟醸香、後味のキレの良さを追求しています。
シンプルでありながらも、この日本酒を造る一つ一つの要素のレベルが高く、高級日本酒の名にふさわしい一本に仕上がっています!
酔鯨 純米大吟醸 万 Mann
- 種類純米大吟醸
- 原材料米(山田錦)、米麹
- 精米歩合30%
- アルコール度数17度
- 酸度1.8
- 日本酒度+6.5
【商品紹介】
最高級の酒米「特A山田錦(兵庫県東条産)」を、贅沢に30%まで磨いて造られた、「HIGH END COLLECTION」の純米大吟醸です。
上品で落ち着いた吟醸香、これでもかというくらいのお米のふくらみを感じることができる一本。
酔鯨の造る最高傑作とも言えるだけあって、上品な味わいは、料理との相性ももちろん抜群!
他の日本酒とは一線を画した高級純米大吟醸です!
まとめ
この記事では、日本酒「酔鯨」について、酔鯨酒造についてなどを徹底的に紹介しました!
日本酒好きには外せない、人気の高まっている銘柄です!
ぜひ、この機会に一度飲んでみてくださいね!