「無冠帝」という日本酒をご存知ですか?
決して特別なお酒、すごく有名なお酒というわけではありません。
ですが、知る人ぞ知る銘酒であり、日本酒好きであれば一度は飲んでおきたい一本でもあります。
そこで、この記事では、日本酒銘柄「無冠帝」について味わいや評価、口コミなどを徹底的に解説します。
無冠帝とは?
ますは、「無冠帝」とはどんな日本酒なのか、蔵元や銘柄名の意味など、基本的なことを押さえておきましょう。
菊水酒造の日本酒
「無冠帝」は、菊水酒造が造る吟醸酒です。
菊水酒造といえば、日本酒だけでなく、リキュール類も手がける非常に有名な蔵元で、日本酒造りが盛んな新潟県に位置しています。
代表銘柄は、「ふなぐち菊水」であり、コンビニやスーパーなどにも売っている超有名な銘柄ですね。
辛口の日本酒好きの方であれば「菊水の辛口」といった銘柄なども聞いたことがあるのではないでしょうか?
そんな菊水酒造が手がける絶品吟醸酒が「無冠帝」なのです。
無冠帝に込められた想い
「無冠帝」という銘柄名は、“無冠の帝王”という言葉から来ています。
“無冠の帝王”にはこのような意味があります。
無冠の帝王(むかんのていおう、英:uncrowned monarchもしくはa king without a crown)とは、 特定の分野で第一人者の実力を有しながら、大きなタイトルを獲得できない人を指す言葉。
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
この”無冠の帝王”という言葉と、吟醸酒に対する菊水酒造の想いを重ねて「無冠帝」と命名されました。
無冠帝の味わいは?
さて、気なるのはやはり「無冠帝」の味わいです。
ここでは、「無冠帝」の評価や実際に飲んだ人からの口コミなどを紹介していきます。
無冠帝の評価
「無冠帝」は、その美味しさを裏付けるかのように、各方面から非常に高い評価を得ています。
まずは、その評価をご紹介しましょう。
2018年に「食を嗜む吟醸酒」としてリニューアルした「無冠帝」は、その翌年「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2019」で最高金賞を受賞し、世界に誇れる日本酒として注目を浴びました。
また、「ブルーノート東京」で採用されている実績もあります。
「ブルーノート東京」とは、1988年に南青山でオープンしたジャズクラブで、多くのトップアーティストが演奏を行う日本を代表するジャズクラブです。
同店は、その店柄から日本酒をメニューとして正式に採用していませんでした。
ですが、スタイリッシュなブルーボトルに、どんな食事とも相性の良い爽快な味わいを持つ「無冠帝」だけは認められたのです。
無冠帝の味わいと口コミ
無冠帝は、辛口でキレのある味わいが特徴的です。
実際に口コミには、「さっぱりとした辛口」「食事を邪魔しないキレの良さ」「やわらかで飲みやすい」といったような表現をしている方がほとんどです。
日本酒を普段飲まない方でも、間違いなく楽しめる一本です。
ぜひ、この機会に一度飲んでみて下さいね。
「無冠帝」の取り扱いはどこ?
そんな「無冠帝」ですが、コンビニやスーパーではほとんど取り扱っていません。
基本的には、一部の酒屋さんやネット販売のみの取り扱いとなります。
そのため、直接お店などで購入したいという方は、事前にどこで購入できるかをチェックしておいた方が良いでしょう。
下記のサイトで「無冠帝」の発売情報が見れるので、ぜひチェックしてみて下さいね。
無冠帝の取り扱い店舗検索
また、Amazonや楽天などでも購入できるので、忙しくて買いに行く時間がないというような方はネット販売で購入してみて下さいね。
特定名称 | 吟醸酒(生詰) | 原材料 | 米(五百万石)、米こうじ、醸造アルコール | アルコール度 | 15度 | 精米歩合 | 55% | 日本酒度 | +5 | 辛口度 | (4.5 / 5) | 飲みやすさ | (5 / 5) | 総合評価 | (5 / 5) |
まとめ
この記事では、菊水酒造の吟醸生詰「無冠帝」について徹底的に解説しました。
日本酒好きであれば、一度は飲んでおきたい、知る人ぞ知る銘酒です。
ぜひ、この機会に一度飲んでみてくださいね。