この記事では、ワインに似ていると噂の「フランダース・レッドエール」について紹介します。今すぐ試せるおすすめ銘柄もご紹介!
フランダース・レッドエールとは?
みなさんは「フランダース・レッドエール」というビールのスタイル(種類)はご存じですか?
別名で「サワー・ブラウン」とも称されます。
このフランダース・レッドエールは、普段飲んでいるビールとは一味違った不思議なテイストのビールです。
いったいどんなビールなのでしょうか?
どこで造られているの?
さて、フランダース・レッドエールはどこで造られているのでしょうか?
名前にある「フランダース」とは、ベルギーの地方の名前で、英語では「フランドル」とも呼ばれます。
あの名作『フランダースの犬』に出てくるノートルダム大聖堂のある地方です。
そんなベルギー・フランドル地方の西側で、フランダース・レッドエールは造られています。
フランダース・レッドエールの醸造方法は?
フランダース・レッドエールは、普通のエールビールと同じように上面発酵させた後、大きなコーティングされていないオーク樽で約1~2年熟成させます。
コーティングされていないオーク樽で熟成することで、樽の成分であるタンニンなどによって赤ワインのような濃い赤色のビールが出来上がります。
そのままその長期熟成ビールを瓶詰して出荷されることもあれば、熟成期間が8か月程度の若いビールとブレンドしたりして出荷されることもあります。
「ワインのようなビール」と呼ばれる理由
フランダース・レッドエールの特徴
フランダース・レッドエールの特徴は、主に4つ挙げられます。
①ビールには珍しい鮮やかな濃い赤色
②樽の中の乳酸菌によって発酵されたことによる酸味
③まるでベリーをはじめとしたフルーツのような華やかでフルーティーな香り
④そして苦みが殆どない代わりにタンニンによる渋み
フランダース・レッドエールはこれらの特徴から、「まるでワインのようなビール」といわれています。
微発砲の赤ワインのようなテイストで、ビールが苦手な方でも飲みやすいですよ。
おすすめ銘柄3選
ドゥシャス・デ・ブルゴーニュ
- 原材料麦芽、ホップ、小麦、糖類
- スタイルレッドエール
- アルコール度数6.2%
【商品紹介】
19世紀後半から続く老舗・ヴェルハーゲ醸造所の造るフランダース・レッドエールです。
熟成によるベリーやチェリーのようなフルーティーな香りと強めの酸味に、上品な甘みが加わり、優しい微炭酸が全体を引き締めてくれます。
一口目は本当にワインかと錯覚するほど香りが豊か。
ドゥシャス・デ・ブルゴーニュという名は、「ブルゴーニュ女公」という意味があり、ブルゴーニュ公国最後の君主であるマリー・ド・ブルゴーニュのことを指しています。
ラベルの女性の肖像画は、そのマリーの肖像画なんですよ。
ローデンバッハ クラシック
- 原材料麦芽、ホップ、コーン
- スタイルレッドエール
- アルコール度数5%
【商品紹介】
レッドエールといえばこれ!
2年以上熟成させたビールと、1~2か月寝かせた若ビールをブレンドして瓶詰された商品です。
パッションフルーツやラズベリー、りんごのような風味と甘酸っぱさが特長です。
酸味や甘みも程よく、度数もあまり高くないので、はじめてのレッドエールにもおすすめ。
ローデンバッハ グランクリュ
- 原材料麦芽、ホップ、コーン、糖類
- スタイルレッドエール
- アルコール度数6.5%
【商品紹介】
先ほどのローデンバッハ クラシックよりも高い割合で2年以上熟成されたエールが含まれた商品です。
ブリュッセル・ビア・チャレンジ2018 金賞受賞, ワールド・ビア・アワード2017 銀賞受賞等…数々の大会で表彰されている実力派!
ローデンバッハ クラシックよりも、濃く熟成された香りと味わいが楽しめます。
酸味は強めですが、旨味・甘みとのハーモニーが絶妙で、飲みごたえがあります。
まとめ
いかがでしたか?
初めて知った方も、是非ワインのような味わいのフランダース・レッドエールをお試しください!
新しいビールの扉が開けるかも…!?
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家庭用ビールサーバーを比較した記事も書いています。
おすすめの家庭用ビールサーバー10選!違いや口コミを徹底比較