この記事では埼玉県の誇るおすすめ日本酒銘柄5選を紹介します。
実は埼玉県は日本屈指の酒造りの産地なのです。
日本酒好きはもちろん、今まで知らなかったという人は必見です!埼玉の日本酒に心惹かれること間違いなしです!
埼玉県は隠れた銘酒の産地である!
「埼玉の地酒?えー?」そう思った人にこそおすすめします。
日本酒といえばどこを思い浮かべるでしょうか。
新潟、山形、広島、京都や兵庫などなど……
確かにどこの県もいいお酒が揃っています。
ですが日本酒を楽しむうえでは、埼玉県の地酒も外せないのです!
ここまで読んで、日本酒好きだけどいまいちピンとこない人にも、日本酒はあまり飲んでないけど気になっている人にも、埼玉県の日本酒の魅力を紹介していきます。
埼玉県の日本酒の出荷量は全国で4位
国税庁の発表によると2017年の1~12月の間における出荷量では埼玉県は全国で4位に位置しています。
出荷量TOP5
1.兵庫県
2.京都府
3.新潟県
4.埼玉県
5.千葉県
上位の3つには頷けても、そのすぐ下の順位が埼玉県というのはあまり知られていませんが事実です。
さらに埼玉県の日本酒は年々その出荷量を増しています。
もはや日本酒を語るうえで埼玉ブランドは無視できない存在になってきているのです!
埼玉県35の酒蔵から提供される良質な日本酒たち
埼玉県には35の酒蔵が存在しています。
実は県別でみると35というのはあまり多い数字ではありません。
それでも出荷量が上位にあるということはそれぞれの蔵元から提供されるお酒が上質で愛されている証拠なんです。
埼玉県は酒造りに恵まれた土地
それだけおいしい日本酒を造ることができる背景には素材の良さがあります。
利根川や荒川など、埼玉県は原料となる水に恵まれた土地なのです。
そこに合うお米を探し、開発し、精米歩合や熟成方法を変えるなど、研究・改良を重ね納得いく味を追い求める蔵元の人々の努力があってこそ、本当に美味しいお酒が生まれ続けています!
埼玉県のおすすめ日本酒銘柄はこれ!厳選5銘柄
そんな魅力が詰まった埼玉県の地酒の中でも特におすすめなお酒を紹介します。
女性や初心者におすすめな飲みやすい銘柄2選
南陽醸造『花陽浴』シリーズ
生産量は少ないものの常にランキング上位入りするほどの大人気な銘柄です。
果実のような甘さが特徴です。
- 種類純米吟醸生原酒
- 原材料美山錦
- 精米歩合–
- アルコール度数16度
- 酸度–
- 日本酒度–
【商品紹介】
埼玉県の南陽醸造の『花陽浴』シリーズの「純米吟醸 美山錦 瓶囲無濾過生原酒」です。
非常に貴重な日本酒で、飲みやすい味わいなので、プレゼントや特別な日に飲む日本酒としてぴったりです。
清水酒造『亀甲花菱』シリーズ
こちらも非常に甘くて華やかな香りの銘柄です。花陽浴とならんで愛される埼玉ブランドです。
- 種類純米生原酒
- 原材料美山錦
- 精米歩合60%
- アルコール度数17度
- 酸度1.8
- 日本酒度–
【商品紹介】
埼玉県にある清水酒造造る『亀甲花菱』シリーズの「純米生原酒」です。
米の甘み、旨みが楽しめる日本酒で、初心者にはぴったりの日本酒です。
日本酒が好きな人におすすめ実力派の銘柄3選
神亀酒造『神亀』シリーズ
常温で2年以上熟成させてから蔵から出荷されています。
辛口の日本酒が好きな人にはおすすめな1本です。
- 種類純米酒
- 原材料山田錦
- 精米歩合60%
- アルコール度数ここに度数
- 酸度1.7
- 日本酒度+5~+6
【商品紹介】
埼玉県で酒造りをする神亀酒造の『神亀』シリーズの「純米酒」です。
やわらかい味わい、キレの良さが特徴です。
熱燗、ぬる燗、常温で飲むのがおすすめです。
小江戸鏡山酒造『鏡山』シリーズ
100年以上の歴史に幕を下ろしたのち、若手によって平成に復活を遂げた小江戸鏡山酒造の逸品。
スッキリ辛口で日本酒が好きなら一度は味わってほしい一本です。
- 種類純米酒
- 原材料 さけ武蔵
- 精米歩合60%
- アルコール度数15度
- 酸度–
- 日本酒度–
【商品紹介】
埼玉県で酒造りをする小江戸鏡山酒造の造る『鏡山』シリーズの「純米酒」です。
コクのある酸味、濃厚な味わいが特徴で、日本酒好きにはたまらない1本です。
常温かぬる燗で飲むのがおすすめです。
五十嵐酒造『天覧山』シリーズ
低温で熟成させることでふんわり柔らかな旨みの日本酒です。
ぬる燗がおすすめ。
- 種類純米吟醸
- 原材料吟ぎんが
- 精米歩合55%
- アルコール度数15.5度
- 酸度1.5
- 日本酒度+3
【商品紹介】
埼玉県の五十嵐酒造が造る日本酒『天覧山』シリーズの「純米吟醸酒」です。
コクのある米の旨みと甘み、華やかな吟醸香が特徴です。
やわらかな味わいでどんな人にもおすすめできる日本酒です。
埼玉の地酒が飲み比べできる施設やイベント
日本酒を愛している方、ここまで読んで埼玉の地酒に興味が出てきた方へ!
実は、あまりお金をかけずに埼玉の地酒が飲み比べできる場所があります!
ききざけ処昭和蔵
川越市にある産業観光館。
小江戸蔵里(こえどくらり)の愛称で親しまれる同施設内にある利き酒処です。
全部で40ある銘柄の中から、好きなお酒をオリジナル専用メダル1枚につき一杯楽しめます。
専用メダルは販売機で購入しましょう。500円で飲み比べ用のメダル4枚と交換できます。
埼玉35酒蔵 大試飲会
こちらは埼玉酒造組合が主催、毎年10月頃に大宮ソニックシティで行われる
イベント。
その名の通り埼玉35の酒蔵の日本酒が勢ぞろいしています。
当日参加も可能です!
その他にも埼玉酒造組合では埼玉の地酒を取り扱ったイベントや活動をしているので気になる方は是非チェックしてみてください!
まとめ
現在まさに盛り上がりつつある埼玉ブランドの日本酒は年々質が上がってきています。
素晴らしいお酒が揃っていますので、是非自分にあった一本を見つけてみてください。