ビール好きの忙しいあなた!
この記事では、ビール好きが教える「クラフトビールとは!?」と、「これは外せない!日本のクラフトビール人気おすすめランキング5選」をご紹介していきます!
クラフトビールの定義と歴史
クラフトビールとは?一般的な定義
実は、クラフトビールには明確な定義があります。
1.小規模であること
・アメリカでの年間生産量が600万バレル(約70万kl)以下であること。
2.独立していること
・クラフトビールメーカー以外の酒造メーカーに所有されていたり、資本提携がなされていないこと。
3.伝統的な製法を守っていること
・麦芽100%のビールを主力商品としているか、その大半が麦芽100%と酵母とホップを使っていること。ただし、味わいの特徴をだすためにその他の副原料を使っている場合は、麦芽100%にこだわる必要はない。
とされています。
しかし、あくまでクラフトビールとは、アメリカ生まれの言葉であり定義もアメリカ生まれですので、日本にはその明確な定義があるわけではありません。
ただ、上記の定義をしっかり守っているものが本当のクラフトビールなのです。
クラフトビールの日本での歴史と定義
日本では、1994年の酒税法改正によりビールの最低製造数量基準が2,000キロリットルから60キロリットルに引き下げられ、全国各地にマイクロブルワリーに相当する小規模なビール醸造会社が登場して、「地ビール」と総称されるようになり、一時は300社以上の地ビール会社があった。当初のブームは2003年頃には終息し、地ビール会社の数は200社ほどに落ち着いたが、以降は「地ビール」に代えて、「小規模なビール醸造所でビール職人が精魂込めて造っているビール」、「品質を重視して、ビール職人が手塩にかけて造るビール」といった含意で「クラフトビール」
出典:wikipedia
そんなにざっくり?と思うでしょうが、先ほども申したようにクラフトビールの明確な定義はありません。
アメリカにおいては、生産量の上限など明確な定義があるようですが、それはアメリカだけに適用されるものです。
日本でいえば、銀河高原ビールやCOEDOビール、よなよなエールなどがクラフトビールにあたります。
基本的には、サントリー、キリン、アサヒ、サッポロなど大手の一般に広く浸透しているビール以外、と捉えてもOKです。
飲食店で例えるなら、チェーン店ではなく、個人が営む飲食店のようなものですね。
各醸造所が自分達が作りたいものを作るので、大手ビールとは全く異なる、個性あふれる味わいのビールが多いのが特徴です。
クラフトビールと地ビールの違い
では、日本における「クラフトビール」と「地ビール」の違いは何なのか?
結論から言うと、「全く別物でもあり、同意味のビール」という不思議な答えになります。
地ビールの誕生と終わり
そもそも地ビールは、1994年の法律の改正により日本各地に小規模なブルワリーが多く生まれたことがきっかけで誕生しました。
そのため、当時の「地ビール」のほとんどが、「あくまで旅先のお土産」という位置付けでしかなかったのです。
もちろん、未熟な技術で造られたそれらのビールは淘汰されていきました。
クラフトビールの誕生
そうして、地ビールブームが終了したのですが、もちろん「高品質な美味しいビール」にこだわり、醸造の技術を磨きながらビールを造り続けていた一部のブルワリーもありました。
そんな中、2000年代に入り、アメリカにクラフトビールブームが巻き起こりました。
それを機会に日本でも一部のブルワリーが造る高品質なビールが「クラフトビール」と注目をされていき、今に至ります。
クラフトビールと地ビールの違い「まとめ」
ということで、「地ビール」は”生産が小規模であること”や”独立していること”など、クラフトビールの定義を満たしている反面で、お土産の色が強いなど、そもそもクラフトビールとは全くの別物であると言えます。
クラフトビールと一般的なメーカーのビールの違い
まずはビールの基本の2種類を知る
まず、最初に、基本的なビールの2種類に関して紹介します。
ビールは、「ラガー」と「エール」の大きく2つに分かれます。一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
この2種類は造られ方が違い、常温から高温で短期間で発酵して造ったものを「ラガー」、低温で長期間かけて発酵して造ったものを「エール」と言います。
ここが違うぞ!クラフトビールの特徴
クラフトビールの最大の特徴は、非常に個性豊かな味わいを持っているということです。
クラフトビールの定義では、「ラガー」、「エール」といったことは決まっていませんが、ほとんどのクラフトビールは「エール」タイプです。
その一方で、日本の大手ビールは、「ラガー」タイプであることがほとんどです。スーパードライ、一番搾り、プレミアムモルツ、これらは全ては「ラガー」に属します。
「エール」タイプのビールは芳醇旨口なビールが多く、クラフトビールにも同じことが言えます。
クラフトビールの人気おすすめランキング5選
5位.銀河高原ビール 小麦のビール
価格 | 24本/6,380円 | 産地 | 岩手 |
スタイル | ヴァイツェン | アルコール度数 | 5.0% |
銀河高原ビールとは?
銀河高原ビールは1996年、岩手県沢内村で誕生し、岩手出身の国民的作家である宮澤賢治の著作にあやかり、「銀河高原ビール」と名づけられました。
岩手県の地ビールとして定着した銀河高原ビール。中でも特に定番なのがこの小麦のビールです。
最近ではコンビニやスーパーでも見かけることも…。
銀河高原ビールの味わい
口当たりの良いクリーミーな泡と相まって幅広い層に人気のヴァイツェンビールです。
バナナなどの南国フルーツの香りがほのかにするのが特徴で、質の高い酵母のコクを味わうために、おつまみと一緒ではなく単体で飲むことを好む方が多いです。
飲みやすいので苦いビールが苦手な人におすすめです。
4位.ヤッホーブルーイング 水曜日のネコ
価格 | 24本/¥6,688 | 産地 | 長野 |
スタイル | ホワイトエール | アルコール度数 | 5.0% |
水曜日のネコとは?
水曜日のネコは別名「ベルジャン・ホワイトエール」と言って大麦と小麦の両方を使って造られたビールです。
水曜日のネコには、「心と身体をふっと緩めてくれるような、ベルジャンホワイトエール」という想い、コンセプトが込められています。
モンドセレクション金賞を2回も受賞しているクラフトビールです。
水曜日のネコの味わい
スパイスにオレンジビールとコリアンダーが使われています。
そのため、爽やかで香りが引き立っており、苦味がない甘酸っぱい味わいが特徴です。またすっきりとした飲み口なのも水曜日のネコが人気なひとつです。
「まさにクラフトビール!」といった味わいで、どんな人でも楽しめる、女性にもオススメできる逸品です。
3位.ヤッホーブルーイング よなよなエール
価格 | 24本/¥6,199 | 産地 | 長野 |
スタイル | アメリカン・ペールエール | アルコール度数 | 5.5% |
よなよなエールとは?
クラフトビールデビューの人にもぜひおすすめしたいのがこちらのよなよなエールで、香り・コク・苦みのすべてが黄金バランスのイチ押しペールエールです。
よなよなエールは、「味と香りのストーリー」というものにこだわっており、世界トップレベルのビールを目指しています。
「日本のクラフトビールブーム」を、「日本のクラフトビール文化」まで変えていきたい、そんな想いが込められたクラフトビールです。
よなよなエールの味わい
ペールエールはもとからバランスの良いクラフトビールですが、このよなよなエールは香り・コク・苦み、どれをとっても素晴らしい味わいが特徴です。
きめ細やかな泡からフルーティーで芳醇な香りと、ほんのり甘みのあるコク、それを最後に引き締める強めな苦みの絶妙なバランスが口の中で奥深い味わいを生み出します。本場イギリスのペールエールにも劣らない味わい。
また、どんな食事にもあうので、晩酌の欠かせないお供になります!
2位.ヤッホーブルーイング インドの青鬼
価格 | 24本/¥6,380 | 産地 | 長野 |
スタイル | インディア・ペールエール | アルコール度数 | 7.0% |
インドの青鬼とは?
ガツンとした苦みでしっかりした飲みごたえがありつつ、鼻に抜けるフルーティーな香りで、飲むと思わずクセになると評判なのが、こちらのインドの青鬼です。
日本で飲める本格的なIPAとしてビール好きの間でも人気のクラフトビールで、嬉しいことに、本格的な味わいなのにお手頃価格で手に入ります。
世界三大ビール品評会で金賞を受賞したこともある、超実力派のクラフトビールです。
インドの青鬼の味わい
一度口にするとやめられないほどの奥深さがあり、アルコール度数も高めなので満足感もしっかりあります。缶のままではなく、グラスに注いで飲むとより香りが広がりおすすめです。
味の濃い料理に大変よく合い、夏のバーベキューなんかでは活躍すること間違いなしです。
「これを常備酒にしたい!」、「これを飲んでいると他のビールが物足りなくなってしまいそう…」そう思わせるほどまでにバランスの良い、ビール好きのすべての人におすすめできるクラフトビールです。
1位.志賀高原ビール クラフトビール ペールエール
価格 | ¥484 | 産地 | 長野県 |
スタイル | アメリカンペールエール | アルコール度数 | 5.5% |
志賀高原ビール・ペールエールとは?
クラフトビール好きなら一度は聞いたことがあるはず…日本のクラフトビールの先駆者である志賀高原ビールが造ったペールエールです。
今では、日本のクラフトビール好きの定番中の定番となっているのが志賀高原ビールが造るペールエールです。
元々は、「縁喜(えんぎ)」という日本酒を造る「玉村本店」が手がけており、その実力は世界からも認められています。
志賀高原ビール・ペールエールの味わい
日本のクラフトビールの代表だけあって、流石とも言える雑味の少なさ。グラスに注ぐとたちまち香りが立ち、ホップがもたらす爽やかな柑橘系の香りが心地よく鼻を抜けます。
飲むときには、本場のクラフトビールと同様少し高めの温度である8℃~12℃で飲むのがおすすめです。
どんな料理にも合う、どんな人にもオススメできる日本を代表する、至高のクラフトビールです。
クラフトビールの人気売れ筋商品を楽天で見る
まとめ
いかかだったでしょうか?この記事ではビール好きが教える「クラフトビールについて」と「日本のクラフトビール人気おすすめランキング5選」ご紹介しました。
是非マイベストクラフトビールを見つけて、好きな時に飲んで幸せを感じましょう!!